アンサンブルの木工製品は、ひのきの間伐材を有効活用することから生まれたものです。立派な材としてのひのきを育てるには、苗の段階ではたくさん植えて、次第に間隔をあけるために抜いていくことが必要です。これが間伐です。1ha当たり3,000本ほど植林して、最終的には500~600本にするそうです。深く根をはり、地面まで日が射し、まっすぐな良質な木を育てるために、間伐は欠かせません。しかし材木の価格が安くなったために間伐にかかる経費が重くのしかかり、森林の保全は危機的な状況になっています。間伐材が売れれば何とかなるのではないか、私たちにできることはないかと考え、木工製品を作り始めました。
アンサンブルの木工製品は主としてひのき畳とのコラボとなっています。座面にひのき畳を入れたスツールやベンチ、畳ベッド、「ナチュラルでエコ」が特徴です。そのほかイーゼル型フラワーベースもお勧めです。