アンサンブル伊那では、重度の心身障害児(者)を受け入れています。(略して重心)現在は職員2名で、5名の利用者さんと一緒に活動しています。設備が整った素敵なグループホームが隣接し、重心の方もグループホームから元気に通ってきてくれています。毎週土曜日には、理学療法士さんや伊那養護学校3年生の生徒さんも1名来てくれて、一層賑やかになります。更衣や食事、リハビリなどの大まかなスケジュールはありますが、なるべくその日の体調や天候をみてから一日の計画を組み立てています。車椅子でアンサンブル周辺を散歩に出かけ、畑やカフェなど他班の利用者や職員との交流は楽しみの一つで、幼少期から一緒に過ごした仲間達が優しく声を掛けてくれます。立位訓練やうつ伏せ訓練を頑張る一方で、色々なジャンルの音楽を聴いたり、笑える楽しいおしゃべりなど、ゆったりと過ごす時間も大切にしています。最近、特殊浴槽が導入され寝浴が可能になりました。日当たりが良く、明るく温かな浴室で毎日入浴出来ます。リフトの上下は皆さんのお気に入り!表情がフワーと和らぎ、笑顔がみられます。利用者さんからの素敵な笑顔や反応に癒され、励まされ職員も楽しく過ごしています。重度の知的障害、身体障害を併せ持つ利用者さんは、急に体調を崩したり不安定な時もありますが、どんな障害であっても皆と一緒に元気で楽しく過ごせるような環境を作っていきたいと思っています。
そろそろ気候も良くなってきましたので、外食や買い物に出かけたくなってきました。昨年は、松本市のイオンモールや美術館へも行きました。今年はどこへ行こうかな・・・。さぁ、外に出かけよ~う!どこかで見かけましたら是非声を掛けてくださいね。