こんにちは。アンサンブル伊那、公園林班の小原です。
公園林ってなに?そうお思いの方が多くいらっしゃるでしょうね。公園林とは、アンサンブル伊那の建物から車で数分の場所にある林のことです。
今から9年程前、手が加えられていない雑木林をアンサンブルの管理地とし、当時は間伐や下草の整備を主な作業内容としていました。暑い夏、寒い冬も地道な作業をし続け、すっかりきれいになった敷地の中央には素敵なログハウスを建てました。毎年、松川・伊那合同の夏祭りも楽しみ、いくつものテントを張って利用者と一緒にお泊りをした一夜もありました。そんな思いでいっぱいの公園林。今では3棟の作業棟が加わり、約30人の利用者と7人の職員で薪の生産と管理をする、まるで薪工場のように様変わりしています。トラックで丸太が運び込まれた後は決められた長さにカットをし、利用者が使える特別仕様のナタ割り機で適当な大きさに割ります。電動の薪割り機を使いこなす利用者もいます。そして、タガという輪になった針金に一本一本丁寧に詰めて束を作り、出来た薪を運び出す。出荷前にはもう一度詰め直しをしてお客様の元へと発送。1つの薪束が出来上がるまでにたくさんの利用者が関わり、いくつもの工程を経ています。ストーブ用の薪から、キャンプや焚き付け用のバタ材までを取扱い、おかげさまでたくさんのご注文をいただいております。夏の暑さ、冬の寒さ、春の花粉と戦いながらみんなで力を合わせて頑張っています!!